お灸の神経痛に対する効果

お灸の神経痛に対する効果

 

 

お灸は中国が発祥と言われていて、ツボに置いたもぐさに火をつけて体を温める民間療法のひとつです。もぐさとはヨモギについている白い綿毛を集めたもので、ヨモギに含まれるシネオールという成分には殺菌、鎮静の作用があります。ヨーロッパでも民間療法に利用されていますが、お灸ではなく増血・浄血作用や止血の働きが薬草として利用されています。また独特の香りにはリラクゼーションの効果もあります。

 

お灸が神経痛の改善に効果がある理由は、ツボに置いて刺激をすることで、血管やリンパ節が刺激され血行が促進されるという点にあります。血行が良くなると栄養や老廃物の流れがスムーズになるので、体内が浄化されて免疫力アップにつながり、炎症を抑える効果が期待出来ます。

 

中国から伝わったお灸は東洋医学に基づいて行われるのが特徴です。東洋医学では気・血・水のバランスを重視します。痛みがある部位において温めるのではなく、ツボを刺激することで気の流れが正しくなるという考え方です。神経痛の痛みだけでなく、肩こり、筋肉痛、腰痛、むくみ、不眠、眼精疲労などは幅広い不快な症状の改善に役立ちます。

 

お灸は鍼灸院で専門家に施術してもらうのが一般的ですが、毎日実施するなら自宅で出来る市販のセットを利用すると便利です。火をつける従来のタイプ以外に火を使わないタイプもあるので、使いやすい製品を利用すると良いでしょう。お灸をするタイミングは、入浴の前後は避けて、就寝前もしくは起床直後が効果的です。1回の時間は30分以内が適当です。熱いと感じた場合は、我慢しないで中断してかまいません。体調がよくなれば熱いと感じなくなります。また体調がすぐれない時は皮膚に炎症か傷がある部位には行わない方がよいでしょう。