神経痛の治療はペインクリニックがよい

神経痛の治療はペインクリニックがよい

 

 

体の不調を感じて医療機関にかかる際、どの診療科目を受診したらいいのか迷うことがあります。総合診療科がある病院なら、問診と初診で適切な診療科目を指示してもらえますが、場合によっては自分では適切だと思ってもまったく見当違いのこともあり、何軒も病院を回る羽目になるケースも少なくありません。神経痛の症状がある場合には、痛みの原因によって受診科目が違ってきます。神経痛だと思っていても、筋肉痛や肩こりによる痛みの場合もありますし、糖尿病の悪化、腫瘍など病気が大元の原因になっていることもあります。痛みの判別がつけられない場合には、痛みを専門にしているペインクリニックを受診するとよいでしょう。

 

ペインクリニックは継続して痛みを抱えている患者を診察して処置や治療を行っています。専門のクリニックとして開院している医療施設もあれば、総合病院の診療科目の一つして設置されている場合があります。診療の対象は、痛みを伴うすべての症状で、神経痛をはじめとする神経障害性疼痛だけでなく、心因性の痛み、血流障害、手術後の痛みのケアなど幅広く対応しています。

 

ペインクリニックでは注射による治療が中心です。神経痛なら神経ブロック、血行障害なら交感神経ブロックなどを施します。神経痛の痛みの改善に有効な神経ブロックは、痛みを感じている部位に局所麻酔をして、交感神経の働きを一時的に抑制する方法です。交感神経の働きを抑制すると副交感神経が強く働いて血流が増えます。血流が増えることで、炎症が起こっている神経組織の回復が促されるようになります。神経ブロック注射を複数回施すことで炎症が改善されるので、痛みが解消されます。

 

他に鍼灸、電気、光療法などを用いた鎮静治療や消炎鎮静薬の処方による治療も併用して行っています。複数の治療方法を併用することで、急性・慢性疼痛や緊急性の高い痛みなど、幅広い痛みの改善に対応しているのがペインクリニックです。