神経痛と筋肉痛の違いについて

加齢や過激なスポーツで体のあちこちが傷むことは、程度の差はあるにしても、ある程度は想定内のことです。痛んでしまったらケアをして回復させればいいだけのことですが、回復力が追い付かない場合も少なくありません。たとえば神経痛は思い当たる原因がなくても、抹消神経に炎症が起こって痛みを生じます。炎症が原因の場合、キリで刺すような鋭い痛みが顔、腰、肋間など体のあちこちに断続的に起こるのが特徴です。しびれを伴うこともあります。

 

病院の診察では、多くは原因が特定できない突発性神経症と診断され、鎮静剤などの薬の服用による治療を中心に行います。中には腫瘍・ケガ・骨の病気などが深く関わっている症候性神経痛と診断されることもあります。症候性神経痛の場合には、さらに詳細な検査をして原因を確定することがで必要で、治療方針は突発性の場合とは大きく異なります。

 

対して筋肉痛は、筋肉に起こる炎症で、筋肉に負荷をかけたことによって疲労物質が過剰に蓄積したり、筋肉繊維が切れて炎症を起こすことで痛みとなります。筋肉は繊維が一度切れて、再生することで太く強くなる特徴があるので、筋力トレーニングをしている人にとっては特に不安なものではありません。

 

炎症を起こしている部位は、指で押して痛みを感じますし、うっ血を起こしていることもあるので、炎症を起こしている部位を簡単に特定できます。熱を持っていて痛みのある部位は、まずは冷却することが大切です。入浴は控え、汗をかいている場合には、ぬるめのシャワーでさっと流す程度にします。熱がなく、筋肉のこわばりがある症状には、軽いストレッチで筋肉をほぐすのが効果的です。肩こりによる筋肉の痛みの場合は、血行が滞っているので温めて血行を促すと改善が早いです。